衝動書きの場所

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楽曲10選の話

最近2020年上半期の楽曲10選みたいな記事が増えてきたから、自分もやってみたくなった。

とはいえそんなに体裁を整えるつもりもないし、ルールもゆるゆるだが許してほしい。

 

とりあえずApple Musicでのリリース日が2020/1/1から6/29までの曲を選ぶ。

フルサイズは2019年に発表されてたよ、とか知らない。

 

 

 

 

sweet sweet place/吉岡茉祐

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Wake Up, Girls! Solo Colection -7Stars-」にて初音源化されたまゆしぃのソロ曲。

筆者自身がワグナーである以上この曲には触れざるを得ない。

FINAL LIVE TOUR PART Ⅱ の岸和田公演で実際にライブでこの曲を聴けたのはほんとに奇跡だったと感じている。「おかえり」の部分をまゆしぃが「ただいま」に歌い替えるのすごく好き。エモさが爆発しすぎてる。

この曲、自分は現地での1回しか聴けなかったにもかかわらず、曲名もサビのメロディもびっくりするくらいちゃんと覚えていて、このアルバムのリリースと同時に曲を聴いて涙を流した思い出。

「once again また会えるね おかえり」

 

リビング/学園祭学園

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アニラジからの入口が一番大きいにもかかわらず学園祭学園を知っているアニソンリスナー少ない説。

アニソンを1曲も歌っていないのに電人ゲッチャに出演したことでお馴染みの友達同士のmixiのオフ会。

ボーカルは「えならじ」や「キミまち」、「ヨルナイト×ヨルナイト」などで活躍中の青木佑磨さん。

彼の歌声はかなりのハイトーンなので、今まではアップテンポな曲が好きだったが、この曲を聴いて印象がガラリと変わった。

MVでは、パーカッションの阿部草介さんの自宅で夕食の用意をする阿部さんと思い思いに過ごすメンバーたちの映像。優しい歌声とゆったりな曲調。家族や友達、恋人の温かみを感じさせる歌詞。なんだかすごく胸に刺さった。

「次は、あの川の向こうで待ち合わせをしよう」

 

チューリングラブ/ナナヲアカリ feat.Sou

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ナナヲアカリちゃんと人気歌い手のSouくんがタッグを組み、ナユタン星人が作曲した曲。

アニメを見てないのでなんとも言えないが、どうやらこれがEDだったらしい。マジか。こんなテンション上がるEDあるのかって思う。

ナユタン星人のサウンドと、ナナヲアカリちゃんの夢女子みのある独特なポエトリーがとてもマッチしている。さらに、爽やかで透明感のあるSouくんの歌声が加わって、もうなんて言えばいいかわかんない、可愛い。

この曲はMVの投稿と同時に、人気踊り手のいりぽん先生と@小豆による踊ってみた動画が投稿された。曲は知ってるけど踊ってみたを見たことがない人は損してるので早急に見るべき。

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可愛い。ほんと可愛い。いりえ好き。あーずー好き。いりあずでさらに大好き。

楽曲の楽しさと、踊ってみた界隈への激震を総合して、10選入り。

 

 あなたを置いて私は/スピラ・スピカ

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ガンダムの楽曲を担当してアニソン業界に現れた期待のバンド。

ボーカルは徳島出身で徳島訛りがめっちゃ可愛い幹葉ちゃん。幹葉ちゃんの魅力はハスキーな歌声と全力笑顔と徳島訛り。どうかMVでそのキラキラ輝いている様子を見て欲しい。見る人を自然に笑顔にさせる太陽のような印象。

幹葉ちゃんは太陽、と言いつつこの曲はその印象とは真反対の曲。

自分の夢を追って上京を選んだ少女が恋人との辛い別れを悲しむ歌詞。

「言葉を掛け合って笑い合えるだけじゃ 一緒にいられなかった」

この歌詞がサビに現れた瞬間から涙が止まらなかった。自分の夢と大切な恋人とが天秤にかかってしまう状況。そんな悲しみの物語が幹葉ちゃんの歌声でストレートに心に入ってきて、自分が自分じゃなくなるような。きっとこれは感情移入と言うんだろうけど。でも自分の感情が入っていくんじゃなくて、幹葉ちゃんの歌で心を支配されていく感じがした。

明るい曲が多いスピスピの中でもこの曲はかなり毛色が違う。聴いたことない人は是非。

「私はこの街で夢を追いかけるよ ひとりきり歩きだした 未来へ」

 

HATENA/PENGUIN RESEARCH

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説明不要。天才・堀江晶太さんが所属するバンド。

実は全然聴いてこなくて、この曲で初めてちゃんと聴いたのだが、すんんんんんごい疾走感。マジで癖になる。

ボーカルの生田鷹司さんの突き抜けるハイトーンボイスがかっこいいイントロから始まり、楽器隊の演奏もハチャメチャにかっこいい。

お気に入りポイントは2つ。

1つ目は、サビの入り方。「なんのために泣いたんだ?」という歌詞で入るのだが、「め」から楽器が入ってくる。このタメがサビの爆発的な盛り上がりを演出していてかっこいい。

2つ目は、2Bの展開。1番とは違うメロディになっている。このパートはほんとに、目が回るような感覚になる。ミラーボールが10個くらい目の前にあって、その中心にいるような感覚?

疾走感を生み出す楽器隊も、メロディを綺麗に歌いこなすボーカルもスゴイ。

 

ヒアルロンリーガール/ZOC

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アイドルグループ「ZOC」の現メンバーによる楽曲。

この曲を初めて聴いたとき、アイドルソングの多様性というか、すごく細かく仕組まれた感じというか、とてもテクいなと感じた。

メンバーでもある大森靖子ちゃんの作曲。靖子ちゃんの病みカワサウンドアイドルソングらしいキャッチ―さがさらに加わった中毒性抜群の曲。Bメロからサビへの動きがとても面白いなと思った。

ZOCにはテレビでも活躍中の戦慄かなのちゃんが属しているのだが、すごく可愛い。

ラスサビ最後の「ヒアルロンリーガール」っていう部分、すごく可愛い。

他のメンバーもみんな可愛い。

衣装がゴスロリで可愛い。

 

ハル/夏と彗星

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歌い手出身のアニソンシンガー夏代孝明さんが新たなプロジェクトとして立ち上げたアーティスト活動「夏と彗星」。この曲はDareharuという韓国のコンポーザーが楽曲制作に参加している。

夜のドライブで聴きたくなるようなおしゃれな音使いとポップな曲調。

そんな夏と彗星の楽曲性にDareharuの細やかな音へのこだわりが加わった楽曲。

左右に振られた数多くの「音」がすごく気持ちよく調和していて聴くのが楽しい。

曲名の「ハル」には日本語の「春」と韓国語の「一日」という意味がかかっているのだろう。

コロナ禍の社会のことを念頭に置いて聴くとすごくエモくて勇気づけられる。

「誰かが拒んでもあなたはあなたでいてね」

 

お勉強しといてよ/ずっと真夜中でいいのに。

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ずとまよがコロナ自粛期間に出した楽曲。

家にいて勉強しようね。という意味があるのかどうかはよくわからないが、自分はそう受け取った。

ずとまよらしいおしゃれなサウンドに、ボーカルのACAねの繊細かつ芯のある歌声が映える。サビに入る前の「焼き焼きだ」や「乾かないや」などの部分がすごく頭に残る。この部分がリフレインするのでこれがサビか?と思っていたら、盛り上がりを迎えてサビに突入していった。

メロディにすごい中毒性を感じる。1回聴くと忘れられない感じ。

個人的にこれまでのずとまよ楽曲の中で一番好き。

 

藍の華/HIMEHINA

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このアルバムはマジで名盤だったと思う。

これまでVtuberをよく知らなかった自分ですら、このアルバムを聴いてVtuberと人間の違いみたいなものを感じてエモくなった。解釈違いかもしれないのはさておき。

この曲は最初から最後までずっとかっこいいで構成されてるという感想。

「枯れる記憶抱き琥珀を発き」から「Show Up!!」へ続く歌唱部分がすごく頭に残る。かっこよ。

このアルバムでエモさを受け取ってから初めてHIMEHINAのYoutubeの動画を見てみたのだが、そこにはアルバムに見た人物像はなく、可愛い女の子2人が楽しそうに遊んでいた。なんだかそれが、さらに心に刺さる要素になった。説明が難しいが、アルバムの世界観がヒメとヒナの心の映しだとしたら、こうやって楽しそうに遊んでる姿は本当であって嘘であって、みたいな。

まぁ、HIMEHINAについて全然詳しくもないので浅瀬から覗いた印象の話はここまでに。

同アルバムに収録されている「ヒトガタRock」もめちゃめちゃ良かったが、「ヒトガタ」という既存楽曲のアレンジ楽曲であることを考慮してこっちを選定した。

 

Flowering/Dareharu

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先ほど「ハル/夏と彗星」でも登場したDareharuの楽曲。

歌詞は韓国語だから言ってる内容はわからない。

けれど言語の壁を超える音楽の良さがスゴイ。

こだわりを感じる音使いと、メロディ。歌詞のはめ方も上手いし、ボーカルの歌も上手くてずうっと聴き入ってしまう。

「夜に駆ける/YOASOBI」などを代表に、世間的におしゃれな楽曲が人気を得る風潮があるが、それらに引けを取らないどころか、音に対するこだわりやセンスでいうとDareharuのほうが上なのかもとすら思っている。

まだこの楽曲と「Karma」という楽曲しかないので、今後にとても期待している。

 

 

 

文字数すごいけど書き終わった。

どこかの誰かがこれを読んで曲を聴いてくれたらいいな~。